ふんわりと軽やかな印象のミディアムショートスタイルは、お客様にお辞儀をするときや、機内で作業をするときに、前髪やサイドの髪が顔にかからないようにしっかりと留めるのがCA流。天気によって髪のボリュームが左右されやすいので、その日の髪の状態に合わせてドライヤーのかけ方や使うアイテムを変えています。

髪の毛全体を濡らし、洗い流さないトリートメントをつけてからドライヤーをかけます。髪の根元に温風を当てて、ボリュームを出すようにしながら半乾きの状態まで乾かします。次に、カールドライヤーで毛先を内巻きにブローしていきます。髪の流れができたら、合わせ鏡でバックスタイルも確認して、全体のバランスを整えます。

どの角度からも両眉が見えるように前髪をセットすると、好感度につながります。フライト中、前髪やサイドの髪が顔にかからないように、見えないところにピンで留めるか、スプレーで固定します。顔にスプレーがかからないように手でおさえながら、前髪の内側と外側の両面からスプレーで固めると、セット仕立ての前髪をキープできます。

スカーフで首もとにリボンをつくるときにはふんわりと結び、じゃばら折を少し崩してやわらかい雰囲気にみえるように仕上げます。雨の日など湿気が多い日は髪の毛にボリュームが出やすいので、リボンの大きさを小さめに調整したり、襟の下で巻いて襟元をすっきり見せたり、髪とのバランスをみながら巻き方を変えています。

ツヤ感のある髪をキープするためには、地肌の健康が大事！髪を洗うときにはシャンプーブラシを使ったり、お風呂上がりにはヘアトニックを使った地肌マッサージをするなど、地肌ケアを毎日欠かさず行っています。また、月に一度くらいの頻度で、美容室のヘッドスパに通い、プロの手による地肌ケアも行っています。ヘッドスパは、とてもリラックスでき、頭も気分もすっきりするのでおススメ。美容師さんにその時々の髪の悩みも相談して、髪の毛に合ったシャンプーやリンス、お手入れ方法などを教えていただいています。